いくつになっても勉強
お正月も明けて、通常営業にもどっている田村です。
私も小さいながらも会社経営者の端くれですが
今回、この本を読んでみて改めて考え直さないと
いけないなと思ったことがあります。
「日本でいちばん大切にしたい会社」
会社経営とは「五人に対する使命と責任」を果たすための活動
と著者は言っています。
その五人とは
1.社員とその家族を幸せにする
2.外注先・下請企業の社員を幸せにする
3.顧客を幸せにする
4.地域社会を幸せにし、活性化させる
5.自然に生まれる株主の幸せ
よく(特に一流企業では)会社は株主のものと
言われてますが、この本では優先度は一番下なのです。
それどころか、1~4の満足度を上げれば必然的に発生する
のだとも述べています。
また、「景気は与えられるものではなく、創りだすもの」だと。
顧客が喉から手が出るほど欲しいものを作って提案すれば良いのだ
と述べています。
要は、景気が悪い、景気が悪いから売上げが上がらないと外側
の要因のせいにしているが、上記の「五人に対する使命と責任」
を果たそうとする意識が欠落している会社(それらは会社内部
の問題)がうまくいかないんだということでしょう。
他にも五つの企業を紹介していて、それぞれの経営者が
いかにして「五人に対する使命と責任」を実践しながら
増収増益をしているかが紹介されている。
経営者の皆さんに一読していただきたいと思いましたね。
まだまだ、勉強することが多い田村でした。
最終更新日:2011年1月18日 10:41